引用:wikipedia
こんばんは、たのらです。
かつて香港に存在した九龍城砦(クーロンジョウサイ)、無計画な増築によって迷路と化したその姿は、一度入ると出てこれないと言われるまでに巨大化したスラム街であった。
そんな九龍城砦をモチーフとしたゲームセンターが日本にできたのは14年前の2005年、元々家電量販店のコジマが入居していたビルに、株式会社ゲオが事業展開しているアミューズメント「あなたのウェアハウス」がオープン、その4年後の2009年に電脳九龍城という名前で現在の九龍城をモチーフにした内装にリニューアルオープンしたそうです。
しかし今年10月15日、突如公式が閉店のアナウンスを告げる事態になりました。
※本記事は2019年10月15日現在の情報になります。
お客様へ大切なお知らせです。誠に勝手ながら、当店は11月17日の23:45分を最後に閉店となることが決定しました。長年のご愛顧ありがとうございました。急な発表で、お客様からのお問い合わせが殺到しておりますので、すぐにお答えが出来ない場合があります。予めご理解のほどお願い致します。
— ウェアハウス川崎 電脳九龍城砦 (@warekawasaki) October 15, 2019
目次
閉店の理由は?
理由は明らかにされておりませんが、増税や売上などによる理由ではなさそうです。
テナントオーナーとの兼ね合いによるもので、経営が悪化したというような経営上の理由ではないが、今後も続けられるようオーナーとの話し合いでの努力も虚しく辞めざるを得なくなった結果としているようです。
ウェアハウス川崎 閉店理由
テナントの大家さんとの契約の兼ね合いによるものでお店の売上とかは一切関係ないそうです
お店的には今後も続けられるよう努力はしていたものの”辞めざるを得ない状況になってしまった”というの状況らしいです
今後の移転するかどうかとかはまだ不明— nisenen (@2senen) October 15, 2019
移転の可能性は?
公式サイトや公式ツイッター情報では、現時点では移転の可能性はないとされています。しかし、「テナントオーナーとの契約の兼ね合いによるもの」と「辞めざるを得ない状況になった」と書かれているところが気になるところです。
売上の少ない店舗を閉店させるという経営上の理由ならわかる気もしますが、テナントオーナーと折り合いが付かずやむを得ず閉店となった場合、変わりのテナントが見つかった場合復活する可能性もゼロではないと考えます。
ただ、19年10月に増税したばかりの今、新しいテナントへの引っ越しや内装を含めたすべての準備をするとなると、相当な支出になるのは目に見えてわかる状況で、運営会社である株式会社ゲオホールディングスの財務状況と照らし合わせると、移転が叶うのかどうか微妙なところもあります。
そのため推測できる範囲では、復活の可能性は極めて低いというのが答えでしょう。
九龍城とは?
1950年~1990年半ばごろの香港で大量に流入した移民によって作られた、巨大なスラム街でした。
小さな区画に12階建ての建物を無造作に増築された迷路のような建築物で、一度入ると出てこられなくなると言われるほど入り組んだ構造だったそうです。
2019年現在は既に取り壊されており、その姿を拝めることはできなくなっていますが、それをいち早く再現したのがウェアハウス川崎の「電脳九龍城」であり、現在ではゲームの世界観として再現されていたり、VRでその姿を見られるようにした作品などが出てきています。
現在のイベント情報
ウェアハウス川崎では現在「九龍城極秘計画」という謎解きイベントが開催されています。
こちらのイベントは7月19日より始まった謎解きイベントですが、好評のため閉店する11月17日まで延長が決まっています。
閉店するウェアハウス川崎での最後のイベントになります。
イベント参加費その他詳細は以下の通りです。
日時 | 延長日程:2019年7月19日(金)〜2019年11月17日(日) 開催時間:月〜金 9:00〜23:45(最終受付・21:00) 土日祝 7:00〜23:45(最終受付・21:00) |
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参加費 | 1,500円(税込) ※1名様あたりの料金です。キットは人数分のご購入をお願いします。 |
場所 | 会 場:ウェアハウス川崎(神奈川県川崎市川崎区日進町3-7) 販売場所:ウェアハウス川崎 4階カウンター アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅から徒歩10分 |
開催団体 | 主 催:株式会社ゲオ
企画制作:株式会社ハレガケ(NAZO×NAZO劇団) |
引用:NAZO×NAZO劇団
まとめ
閉店のアナウンスでは11月17日、今日からあと1ヶ月時間がありますが、土日祝日では最後の姿を拝んでおこうと来客する人で溢れかえることが予想されます。
最後の1ヶ月、余裕を持って来店してみてはいかがでしょうか。
謎解きイベントは値段に対して破格と思うほど面白いイベントという感想で友人よりおすすめされているので、たのらも参加しに行きたいと思います(笑
2019年11月17日、多くの方に惜しまれつつ閉店しました。
いつかどこかで復活してくれるのを願いたいですね。
田舎産まれ、田舎育ちの人口の少ない町で幼少期を過ごしました。
自然豊かでしたが、刺激は少なく町は廃れていくばかり、そんな僕が東京へ来て、毎日成長していく都会の姿を見たときは、正直びっくりしました。
変わっていくのは、動き続けることなんだって気がついた時、僕はすでに行動に移していました。
そんな日々変わりゆく何気ない景色の中に、生きている僕たちがいて、一時一時を踏みしめていく。
僕はその一時を大事にしたい、そういう思いを込めて「たのらいふ」と名付けました。