ブラック企業経験者によるあるあるブラック話

みなさんこんにちは、ブラック企業経験者のたのらです。

最近ではどこへ行っても耳にする『ブラック企業』について語っていこうと思います。

ネットでよく聞くブラック企業体験談の中には、想像を超えた超絶ブラックな話が大量にありますが、その中でも僕の体験談はまだよくありがちな、あるあるブラック企業体験談になると思います。

ブラック企業は実際会社に入ってみないとわからないことが多く、会社の表面だけで探ろうとしても困難を極めます。

ですので今回ご紹介するブラック企業のあるある体験談は、入社してからの二次防衛的な位置付けで参考にしてもらえればと思います。



ブラック上司

僕が実際に経験した上司のお話です。

とにかく何かにつけて怒鳴ることで部下を支配する上司がいました。怒鳴るという行為で部下萎縮させ支配するという構造が出来上がった職場で、僕自身その現場に配属されたことがありますが、ほぼ毎日、職場全員に聞こえる声量で誰かを怒鳴っていて、その職場に通っているうちにみるみる体調を崩していき、最終的にうつ状態にまで陥って退職を余儀なくされました。

周りでは上司のパワハラを訴えるようにあちこちにサインが出ていました。しかしそれを正直に打ち明けられる人は誰もおらず、完全に恐怖により支配されてしまった職場という感じでした。

上司本人は怒鳴ることで指導が出来ていると信じているのでしょうが、部下たちは萎縮する上に、怒鳴ることで生産性が下がるという科学的根拠もあるそうです。

いずれにせよ精神衛生上、怒鳴る上司がいる職場で長く働けば何かしら体に異常が出始める可能性もあるため、手遅れになる前に見切りをつけてその職場から離れた方がいいでしよう。

異動した職場がそのような環境だった場合、総務課などに相談して部署を変更してもらえるよう頼んでみるのも一つの手です。

そもそも異動するような場所がないとか、小さい会社の場合は早々に転職活動を始めた方が良いでしょう。

求人詐欺

公共の職業紹介所において実際にあった事案です。

実際の僕の体験ですが、公共の紹介所で応募して内定を貰った職場において、入って一週間ほどで突然個室に呼びだされ、2対1でまるで脅迫じみた面談により作業内容の変更を命じられ、紹介所の案内にも面接時の説明にもその作業は無く、一度公共職業紹介所に相談したところ、連絡を取り合って解決してくれることになったのですが、翌日上司に呼び出されて向かってみると『公職に相談したな?』とまるでチクられたかのような反応で僕に攻め寄ってきました。

それから1対1で個室で話し合いが始まり、最初の話と全く違うということと、紹介所に出した求人は虚偽だったのか?という問を投げかけたところ、全て認めた上で僕自身を業務上の態度がよろしくないとその日に解雇という扱いを受けました。

さらには証拠隠滅を計るように、虚偽内容の求人を取り下げるよう部下に命令していた瞬間も目撃しています。

周りでは流石に僕の解雇について、そのやり方はやり過ぎだという意見が多く出ていたようですが、僕自身そのような人が上司である職場に長居したいとは思いませんし、出られて正解だったとも今になっては思えます。

業務内容を変更されても仕事が出来るならそのまま続けてもいいのでしょうが、このような人が上司である限り、その職場には明るい未来なんてないでしょう。

もしも求人内容と実際の仕事が違うと感じた場合、在職中に証拠をしっかり残しておきましょう。1対1で話す際も、録音するなど自己防衛をしっかりしたほうがいいでしょう。

残業代未払い

最近耳にすることも多いのではないでしょうか。

むしろ、そこら中の会社で横行している残業代未払い問題、実は突き詰めていくとこまかいところでも残業代未払いが発生している可能性が高く、実に8割ほどの企業に未払い残業代が発生していると言われています。

僕の場合も偶然調べたら発覚したので、氷山の一角といえます。

僕の例ですが、まず基本的に労働時間の上限は労働基準法で週40時間と決められています。

これは単純に1日8時間労働(拘束時間9時間で休憩時間1時間と仮定)だとしたら5日間で上限に達します。

僕の場合を例に出しますが、当時1週間まるまる休みがなかったり(7連勤)、2週間、3週間連続で勤務(21連勤)したりと言った事が多々ありました。

この場合まず拘束時間は9時間で、休憩時間が午前午後とお昼合わせて1時間30分、労働時間は7時間30分となり1週間の勤務で合計が52.5時間となり、40時間の上限をオーバーしているため、超過分の12.5時間分が残業代として割増賃金が払われることになります。

しかし実際にはこれらの未払い残業代は発生しているとされた過去4年にわたって支払われていませんでした

残酷なことに、これらには時効が存在し、2年で消滅してしまうのです。

つまり現在から過去2年までしか遡って請求することが出来ません。

請求を開始するまでこの時効は止まらないため、過去二年の一番古い未払い残業代から一日ごとに消えていくことになるので、未払い残業代が発生している場合は請求を出して一時的に時効を止める必要があります。

僕が実際に弁護士さんに計算してもらって発覚した未払い残業代というのは、他の会社でもここまで細かく計算されていると言うことがなく、むしろ給与計算されている方が知らないというパターンもあり、僕が働いたことがあるほとんどの企業でこの残業代は払われていませんでした。

もしかしたらこれを読んでいるあなたにも多額の未払い残業代が発生しているかもしれません。

僕が実際にその時に取った行動というのは、未払い残業代事案に詳しい弁護士さんに依頼するというものです。

その際必要になるのが、過去2年間分の給料明細、その他手帳に記した勤務日の記録、電話の着信履歴や録音データ、スマートフォンなどを使っていればGPSの記録データ(最近ではグーグルマップに記録されているタイムラインというデータで、何時何分頃、どのあたりを移動していたかを確認できるサービスがあります)などを集めて提出することになります。

大抵の場合は給料明細が確実な証拠となるため、紙媒体として給料明細をもらっている人はしっかりと保管しておくことをおすすめします。

僕は給料明細に事細かく勤務データーが記されていたため、確実な未払い残業代請求をすることができました。

まとめ

こういったブラック企業というのはあくまで氷山の一角に過ぎず、僕の経験したブラック企業を遥かに上回るドブラックな会社というのは世の中にたくさん存在します。

今回は筆者自身が経験したブラック企業をありのままでお伝えしましたが、他の経験談ごとくありえないレベルのブラックな会社と比べるとまだまだ甘いお話だったかもしれませんが、それでも許される範囲を超えた、人を人間扱いしない会社があったのも事実です。

こうした企業を完全に避けるというのは非常に難しいのですが、最終的に自分を守れるのは自分しかいません。

万が一ブラック企業に入ってしまったとしても、その会社から逃げることは悪いことでは決してありませんので、自己防衛をしっかりしてブラック企業と戦える術を身に着けておいたほうが、今後生き残れる可能性がぐっとあがるでしょう。

ブラック企業相手には、ネットの活用が最近はとても強いので、積極的に活用していくといいかもしれません。

ブラック企業に入ってしまったからといって全て泣き寝入りする必要はありません。

労働者の権利を勝ち取りましょう。